お願いランキングinキリバス共和国 2
2012-11-10


続いてのお願いは、
「キリバスの安いものを知りたーい」

前回は、驚くほど高価なもののランキングを書きましたので、今回は驚くほど(ではないけど)安いもののランキングをお伝えしたいと思います。ただ、とてもじゃないけど、10位までは挙げられません。でも、頑張って3位まで捻り出しました。

それではいくぞー。
お願いランキング。


☆1位
 ロブスター 中サイズ1尾 300円(AU$3.00-4.00)
  キリバスでは、海の幸 *だ*け*は* 豊富に採れます。(ホントにそれだけ)
  そんなわけで、海産物は安いです。
  ロブスターは、海が比較的きれいな北の方の島でたくさん採れます。その周
  辺の島の人たちが採り、首都のあるこの島まで船で売りに来るのです。
禺画像]

  写真のロブスター(キリバス語でTe newe)が、なんと一匹300円弱。
  日本で買ったら、10倍はするかもしれませんね。

☆2位
 カツオ 1匹 200円(AU$2.00-3.00)
  キリバス海域では、カツオ(キリバス語でTe ati)も豊富に捕れます。
  島内では、道端にクーラーボックスを置いて、おばちゃん達が昼寝しなが
  ら売りさばいています。

  私はよく、家の近くのおばちゃん軍団の所で買っているのですが、いつも
  小ぶりのものを頼んでいるので、もう何も言わなくても小さめのものを選
  んでくれるようになりました。
  「そうよね、一人暮らしならこれでいいわよね。」
  と、彼女たちも分かってくれているようです。
  
  カツオと似たもので、キハダマグロ(キリバス語でTe baiura)も売られてい
  ますが、カツオよりも2倍以上高いです。そのぶん味は、、、大して変わ
  りません。
  それから、日本で採れるカツオとは違い、脂がのっていなく、身がもろい
  です。暑い所で育っているからでしょうね。日本漁船もキリバス海域で操
  業していますが、このあたりの海域で採れたものは、主にツナ缶の材料と
  して売るそうです。

☆3位
 米 18kg 1800円(AU$19.00-20.00)
  コメは、オーストラリアから全量を輸入しているのですが、これも安いで
  す。しかもジャポニカ米。もちろん、日本のコメと比べると味は格段に劣
  りますが、まあ、食べられます。
  キリバスでの主食は、伝統的にはタロイモなどの芋類なのですが、首都の
  あるこのタラワ島では、コメが普及しています。他の島では、まだ伝統的
  な食習慣のところもあるそうですけどね。

このほかにも、フカヒレやナマコ、ウニも豊富に取れるそうですが、キリバスの人達は食べないので、一般の市場には出まわっていません。この島に住んでいる中国人がほとんどを買い取って、中国に輸出しているそうです。
恐るべし中国人。
[キリバスの紹介]

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